難しい問題・簡単な問題を重視しない
どんなものでも好きなものは自然と夢中になるので伸びます。だから『好きなものを見つけさせてあげましょう』
と話される方が多くいます。しかし勉強を好きになって
欲しいですね。そのために何故嫌いになるのかを考えて
いただきたい。
理由はいろいろとあるでしょう。例えばつまらない単調
で大量の宿題や大人の声掛け。このことについては深く
考える必要があります。
教室では日によって難しい問題を解きたいと思う子もい
れば、今日はあまり解きたくないなと思う子もいます。
親御さんは難しい問題にトライしてもらいたい、正解し
てほしいと願うのが普通ですが、教室としては勉強を
好きになって欲しいと促します。そのために1問で終
わる、2問解く、簡単な問題を解く、難しい問題を解く、
その日その日子供の様子で多様に関わります。
今の時代、『子供を守る』ことを幅広く考える必要が
あります。物事は『楽しむ』ことで好きになるからには
難しい・簡単を重視すると上手く進みません。楽しみ方
を手に入れればあとは流れに乗って進めます。
私は我が子にも言いたいことを話す前に、今話すことが
良いことなのかタイミングを考えて判断しています。
子供の状態を見て、どんな状況なのか想像、理解する見
守り方を一緒にやってみませんか。
できないことを教えてできるようになるより、楽しんで
いる姿やできなかったことを教えず自然とできるよう
になることを見れる方が楽しいです。子育てが何倍も楽
しくなります。
2021年06月13日 09:00