文章題専門算数教室|BISA(武蔵野市吉祥寺)

『楽しむ力』『問題を解決する力』を身に付ける、文章題専門お絵描き算数教室です。

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答えを大切にしないこと!大事なルールです

常に子供たちに話していることの一つに、一番大事なことは『楽しむこと』と話しています。どんぐり倶楽部の精神『答えはおまけ』も合わせて話します。
ゲームが好きな子供たちは多くいます。ゲームでは限界を作らないけど、勉強になると直ぐに限界を作るお子さんが出てきます。これは正解することを目的とした勉強、決して好んでいない学習の時に現れます。だから先ず楽しいものになることが必須。簡単な問題・難しい問題というのはあとの話です。小学1年生はまだまだ問題解かなくても楽しく絵を描くことを大切にしています。入会の学年が上がれば上がるほど楽しむことが難しくなってきます。なので、算数に限らず子どもを育てるのは低学年から関わった方が育てやすいのが正直な気持ちです。
だからといって高学年からでは遅いと諦めることはありません。楽しむことが難しい高学年のお子さんには道筋を立てて考えることを身に付けさせていきます。また丁寧に言葉かけをします。高学年のお子さんは話せばわかる子がほとんどです。そしてその通りに進めていくと今まで難しかった問題が解けるようになったり、嫌いだったものが嫌いでなくなるようになります。
更にあるタイミングで『好き』に変わることもあります。これは全て『答えを大切にしない』ことが重要です。
2024年04月13日 16:58

先週の素敵な解答

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絵を楽しむことは誰でも簡単にできることではありません。
今日お見せする二人はかなりのんびり問題を解きます。それは絵を楽しむことも重視しているからです。
ゆっくりではありますが、学力もしっかり身についてきています。4月から4年生、例年の子供たちを見ていると今年は化ける年です。いつ化けるか楽しみですね。
ガンバルドンの問題は以前解けなかった問題。何も教えなくてもちゃんとできるようになっていますし。この子しか書けない楽しい絵を描きました。その時わからなくても、必ずみんなそのうち解けるようになります。ヒント・アドバイス・解法を教えてもらって、その時に解けるようにしているお子さんより、楽しむ力だけでなく自分の力だけで解く強い地頭が養われます。様々なことでノーヒントは大事なことです。

位取り遊びの問題では、直ぐにわからない子は「位取り遊びって何?」と聞いてきたりします。この子の考えた位取り遊びはボールを転がして点を取るそうです。絵も可愛くほのぼのします。

どんぐり問題のテーマの一つである、『自分の考えを持ち、その考えを工夫する』が身に付いている二人の解答の紹介でした。
ganbarudon
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2024年03月24日 21:40

大学で研究している先生と話す機会がありました

教室の方針として単純計算を沢山解くことは徹底的に否定をしています。
直ぐに答えが出るものを沢山解くこと、計算が速くなることを鍛えることは絶対的に避けてほしいと常々思っています。
これは直ぐに答えが出ない問題に対して、直ぐに「わからない」、「難しい」と発したり、時間がかかることに対して面倒くさく感じたり、好まなくなるからです。
教室を始める前から、このことを意識していますが、この10年でより考えることを好まないお子さんが増えていると感じています。
先日大学で医学を研究している先生と話す機会があり、「この10年で考えられない子どもは増えていませんか?」と尋ねてみました。すると同じように感じているようです。
考えることを好まないようになる原因が何なのか、お子さんによって違うのかもしれません。お子さん一人ひとりを見て、分析して対応していくことを意識し続けることが必要だと思います。また皆さんのお子さんの生活を把握して、どうあるべきか考えてほしい願います。
2024年03月17日 18:13

ダウン症3年生女の子の授業から

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現在指導しているダウン症3年生女の子は小学1年生から指導しています。これまで数人のダウン症のお子さんと関わってきましたが、ダウン症のお子さんは笑顔で可愛い印象があります。
このお子さんは当初は勉強半分、遊びやら体を動かす時間半分でしたが、現在は勉強のみで45分授業をしています。内容はハードに感じますが、毎週笑顔で来てくれています。
ダウン症のお子さんの特徴なのか、できないことにかなりストレスを感じるような気がします。このお子さんだけではなく、今まで関わってきたお子さん全般に同様な感じが見えます。
そして、できることを無意識に重視してしまうので、できたことが次から作業になり問題を解きがちになります。学校ではできるようになったように見えてしまうのかもしれませんが、出題方法を変えると分からないことが多くあります。そのため、いろいろな手段を混ぜながら関わることが需要となります。今は引き算をメインテーマにしていますが、引き算の練習の中に足し算を入れたり、教材を変えたり、教材を混ぜてリンクさせたりと45分しっかり学んでいます。もちろん楽しくなければ続かないので、難しい時は私に対して問題を出してもらったりしながら和気あいあい進めています。勉強で疲れたところで毎回お菓子も食べます。そこでまた勉強への気持ちをキープしています。先週からはボードゲームも導入しましたが、今はゲームはあまり好まないのかもしれません。今週も教具とペーパーを混ぜて問題を解いたり、いくつかのおはじきの色を覚えることで、隠した色が何色と何色なのかと理解することで隠した数に促したりして引き算の練習をする予定です。気を付けることは楽しくなければ続かないということです。頑張り屋さんに合うのが楽しみです。
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2023年11月05日 20:18

今日のマンツーマン授業

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水曜日は3年生ダウン症のお子さんと中学1年生ダウン症のお子さんのマンツーマン授業を毎週行っています。

まず3年生の授業のために簡単なボードゲームを購入して遊んでみました。簡単すぎたか直ぐに遊べました。来週も遊んでくれると良いのですが。
もともと教室にあるゲームは少し難しいところがあるのですが、今回購入した『雲の上のユニコーン』は全く難しさのないゲームです。

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中学1年生の子は毎週どうぶつサッカーをやりたがります。今まで何十回もプレイしましたが、先週手を間違え、私は1回負けてしましました。
それが良かったのか、今日はいつもと違って、自分の駒を動かす時、実際動かしたらどうなるかと考えながら工夫していました。

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二人とも前半はハードに算数をしています。3年生はパターン、記憶に入りがちなので、色々形を変えて引き算の練習をしていますs。
中学1年生は先週から『より』の練習をしています。九九などは記憶しています。しかし色々と記憶で覚えてきたようで、どんな時に何を使うか分からず、1から算数を積み重ね中です。
ダウン症のお子さん特有なのかこれまで指導してきたお子さんたちはみな一生懸命に学ぶ傾向にあります。私はハードに勉強させながらも負担をかけないようデリケートに関わっています。また来週が楽しみです。
2023年11月01日 21:26

昨日のSTEAM教育イベント

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昨日のメインテーマは『二酸化炭素(ドライアイス)』
ドライアイスは小さいころ洗面所に置いて、沢山煙を出して遊んでいたことを思い出します。
今回のイベントでは、ドライアイスを水で溶かす、お湯で溶かす。金属を置いて音が鳴るのから始まり、空気砲を作り、その後はシャボン玉ドームで盛り上がりました。
そして大きな容器でドライアイスを溶かし、そこにシャボン玉を吹いて、シャボン玉が浮く体験をしました。

二酸化炭素に関連して空気の実験もいくつか行いました。実験というよりはいろいろな体験をした感じで終了でした。

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2023年10月18日 17:47

サイエンスゲーツ中級授業から

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今月の中級のテーマは『空気』
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10月中級1回目の授業では教科書以外の実験でドライヤーでピンポン玉を何個浮かせられるかや、風船をつなげて宙で回転させたりしました。
身近にある不思議を毎回体験していますが、今回は家でも直ぐにできる実験なので、お家の人にも見せていると嬉しいのですがどうでしょう。
1回目は空気の流れがテーマなので色々な形の紙飛行機を作り、早く進む形、長く飛ぶ紙飛行機は等考えました。
私からは教科書以外の燕飛行機とコウモリのように飛ぶ飛行機を作り見せました。一人の子はコウモリ紙飛行機を作りたいというので次回と約束しました。
 
2023年10月16日 21:41

年長さんクラスでのゲーム

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年長さんの今日は初めてのゲームに挑戦。イメージや質問する力を養いました。

「食べ物ですか」「野菜ですか」「動物ですか」「泳げますか」「飛べますか」「虫ですか」などイメージしながら質問をしました。
最初は難しいので私から始めて、いろんな質問をし始めました。1分ずつで交代して、わかったら次のお題に、わからなければお題そのまま交代。
3匁くらいからは良い質問が発言できるようになって楽しく終了。
もう一つのゲームは裏と表で絵が違うタイル9枚をお題と同じように早く並べる変えるゲーム。大人は10秒後からスタート。それでも最初は勝手がわからず時間がかかりました。
それでも3問目くらいからは子供が勝つこともあるほど成長しました。教わらずに自分なりに工夫をする良い時間となりました。

お絵描き算数は今日は1問でした。

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2023年10月16日 21:29

説明するということは

うーたんキッズではスタンスは開講してから変わらず完全ノーヒント、答えはおまけという関りをしています。最近ではないかもしれませんが、松陰塾さんも『教えない』としています。
親御さんは指導していないのでわからないのは当然ですが、教えなければわからない問題も解法の指導を受けるとで二度と悩まなくなります。しかしこの問題を教わらなければ1年かかることとも、それ以上かかることもあります。指導を受けて解けるようになっていて、成績が良くなっていれば親御さんは安心しますね。でも教えない指導、地頭を鍛える指導をしている人からすると、解法を教わることは歯がゆい、もやもやした気持ちになります。

1年生問題
  テントウムシしょうがっこうの 1ねんせい 20にんが あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみ・しろぐみの 4れつに ならんでいます。 あかぐみは あおぐみより 4にん すくなく、みどりぐみは あかぐみより 1人[ひとり] おおく、しろぐみは あおぐみより 5にん すくないそうです。では あかぐみ・あおぐみ・みどりぐみ・しろぐみの 4れつは、 それぞれ なんにんずつが ならんでいるのでしょうか。 

6年生問題
フンボルト族とマゼラン族でできているペンギン会社で1000 匹の社員に陸上旅行の経験を聞いた ところ、合計390 匹が経験があり、フンボルト族の中では25%、マゼラン族の中では60%が経験 していた。では、今回調査したフンボルト族とマゼラン族は、それぞれ何匹だったのでしょうか。

どんぐり俱楽部問題では年長さんから4年生受験塾で学ぶ『和差算』、6年生問題ではこのような少し複雑な中2で学ぶ『連立方程式問題』も出てきます。完全ノーヒントを続けていればこのような問題も解けるようになります。

ちゃんと理解していないと受験をするということは頭が良くなる目的ではなく、合格するための勉強になるリスクが相当にあります。受験問題を解いたとしても4年生、5年生までは完全ノーヒントが理想。塾も塾の合格率を宣伝として捉え、教える指導をする教室も多くあるように感じます。子供のためより、産業になっている教室が多いのではないでしょうか。

多くの問題はいつ解けるようになるか、数年かかるかはわかりませんが、そのうち解けるようになります。急いで解けるようになるより、常に教わらない、問題を自力で解く流れを習慣づけたい。そう思いませんか。

教えない指導は勉強だけではありません。親子で遊ぶボードゲーム会でも、ヒントを与えてわからせよう、勝たせようと促している親御さんを見かけます。絶対にやめてください。

考えられない大人も増えています。教わる習慣が身に付き、初めて対面する問題に対応できないのです。
命の問題でなければ、様々なことで教えない子育てを心掛けてほしい。生まれ持った向上心を奪わないよう自分の考えで活動する習慣を身に付けさせてあげましょう。
考えられない大人が育つのは関わる大人の問題だと思います。
 
2023年10月15日 14:25

受験塾に通うことについて

10月になり受験塾を探している3年生も多くいるでしょう。私としては算数に関してはもっと後に始めてほしいと思うところがあります。
しかしこれは止められないと理解しています。なぜそう思っているかをお話しします。
本来算数は自分の頭の中で自ら構築していくもので、またそれが楽しいものだと考えています。受験塾で働いたことがないので確かではありませんが、解いている問題や話を聞いているところ、その日あるテーマがあり、その例題を解き、説明を受けた後に基礎問題、応用問題を解くいう流れがあると思っています。もしそういうこと、例題の説明を受けてしまったら、その後はヒント・解法の基礎を教えてもらったことになります。確かに解けるようになっていきますが、地頭は強く鍛えられていないと思いませんか。「今日は和差算をやります。」「つるかめ算」などテーマ・解法を記憶します。これって地頭を鍛えるのに必要ですか。合格するためには必要なことなのかもせれませんが、4年生からこのスタイルにしないと間に合いませんかと疑問があります。算数に限らず子どもたちには、大人になった時に使う考え方、わからないことがあった時にどう振舞えるかということが重要だと伝えたい。しかも楽しみながらということが欠かせません。
これまで寺子屋で受験しないお子さんに受験必須問題を解かせたこともあります。その時は普段の授業と同様、例題や〇〇算といたものを一切見せず、自分でオリジナル公式を作るという関りで解かせていました。
これまでSAPIX、グノーブル、enaと大手受験塾に通っているお子さんのサポートもしてきましたが、習ったことのない問題があった時に『道筋を立てて考える』ということができていないなと感じ、解く流れを指導してきました。
先月から小学4年生からずっと受験塾に通っている中学2年生のサポートも始めました。問題を解くときは、「これとこれがわかっているということは、何がわかるってこと?やってみて。」「これがわかったら次は何がわかる?」と直ぐに答えを出すのではなく、わかることを書き出していくと自然と答えに近づいていくと気付かせたい。結果これが早く答えが出ると理解させたいと指導しています。
冒頭に書きましたが、止められないことは仕方がないので、親御さんには子供たちにどういう塾に通わせていて、どういう指導を受けているかを把握しておいてほしい。自分の考えを持つ時間が減ったなら、時間を作ってあげるという意識でいていただきたいと思っています。
どうか高い塾の月謝を支払うことで安心せず、通いながらも学力・精神面、多方面で見守ってあげてください。と話したくブログを書きました。
 
2023年10月01日 15:12

思考力養成
文章題専門算数教室
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吉祥寺本町 1-35-14
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