私が思う子育てについて少し話します
教室には勉強嫌いなお子さんや絵を描くことが苦手なお子さんも多く入学しています。写真の絵を描いたお子さんはゲームは楽しいけど問題は解きたくないという時期が、ついこの間のように覚えています。
お母様に良い絵を描いている最近の状況をお伝えすると、先週の絵を見てお母様も同様に感じ取っていたそうです。いつ、どのタイミングで変化があったのかは分かりませんが、明らかに先週から絵を描いている時の雰囲気が変わりました。楽しみながら絵を描いているように見えます。ここにたどり着くまで1年以上かかっています。
子育てするのもどんぐり問題の解き方同様に、答え(結果)を大切にしない、口出ししない関わり方で子供たちは健全に成長するのでしょう。「先生から聞いて何も言わないほうが良いと分かっていてもつい言ってしまう。」という親御さんもいらっしゃいます。口出ししてしまいそうであれば見ないことです。不安な方はどうか先ずそこに元気でいてくれるだけで幸せなんだと感謝をしてほしいです。それだけで十分幸せなんです。才能を伸ばしたいと子供に伝わるような欲を出してはいけません。欲を出さなければ、子供たちは結果良い方向に育ってくれると我が子たちを見て感じます。
でも黙って見ているだけではいけません。子供たちを守らなければならない気持ちは常に必要です。我が家も皆さんのご家庭と同様に学校の宿題は子供たちがやっています。しかし、たまにこれは勉強嫌いになるような内容だなと感じることがあります。子供たちの置かれている状況を把握していれば、サポートする声掛け、関りができます。
暗いような、大変そうな話をしていますが、見守る子育ては成長が目に見えやすいので、子育てが楽しくなります。イライラすることが多い親御さんは、しばらく、時に時間がかかるお子さんもいるかもしれませんが、我慢しましょう。イライラしない楽しい日が待っています。
2021年11月13日 16:40