文章題専門算数教室|BISA(武蔵野市吉祥寺)

『楽しむ力』『問題を解決する力』を身に付ける、文章題専門お絵描き算数教室です。

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生活を見直してみてください

私の子供のころは学校から帰宅すると、公園で缶蹴り・おにごっこ・たかおに・どろけい、プラスチックバットで野球。川に行って網で魚を捕まえる。その時に滑って川に落ちてびしょびしょに濡れて帰宅する。バラ線を潜って怪我したり、高いところからジャンプしたり、柿の木に登って柿を持ち帰ったり、そんな毎日でした。家の中では人生ゲーム・トランプで大貧民(大富豪)ゲームで遊んだり、車やガンプラなどプラモデルを作っていました。
 
昔は当たり前で考える必要はありませんでしたが、今と比べることにより、昔はこのような毎日から無意識に体力はもちろんのこと手先が器用になり、考える力や社会性なども身に付けてきたと言えます。こんなことを言っている時点で今の社会にはこの自然に身に付ける時間がないということです。
 
ですので、自然と身に付くことができない能力を習い事などで補う必要があります。
 
別にいらないんじゃないという意見もあるかもしれません。そんなことはありません。今の教育で求められているのは『生きる力』を身に付けることです。では、具体的に何をすれば良いのか。先ず自分の考えを持ち、更にその考えを工夫する時間を相当に増やすことです。
 
毎日のように習い事で、自分の時間がなく、ゆっくり考える時間もないようであれば、じっくり考える子どもを育ちせん。悪いことは全ての指導者ではありませんが、できないお子さんに教える指導をされている方が多くいることです。習い事でも自分の考えが育たないことになっています。
 
よく旅行・テーマパークに出かけられるご家庭も私は心配になります。出かけることによって楽しまさせてもらってばかりでは、楽しませてもらわなければ楽しめない子どもが育ちます。実際なっています。これはテレビゲームも同様で、ゲームに楽しまさせてもらっています。何もないところで自由に遊んでいいよと言われても楽しむ力も備わっていなければ遊ぶことはできません。考える習慣がないのですから。
 
そういわれても、どうすれば良いのかわからない方は先ず子供がボーっとするくらいの時間を作ってあげてください。そして取り組んでいることに口出し、指導・アドバイスをしないことから始めてみてください。長時間かかることかもしれませんが、これは親の覚悟次第です。一人でも多くの考えることが好きな子供を育てていきたいと取り組んでいます。
 
このブログから現在の生活を見直すきっかけにしていただければと投稿しました。
 
これからもできるだけ私が思っていることなどを発信していこうと考えています。
 
2024年05月09日 13:05

教えない指導

BISAの授業では算数文章問題を解くことがメインのカリキュラムですが、正解した時には3年生までは私が計算式を書いて、見ておくようにと伝えます。

解答にたどり着かない時は、その問題をわからなかった問題用のノートに貼り付けて半年後、それ以降にもう一度解きます。解説や解法の指導はしません。教えない指導です。

その時に解けなく、全く教えてもらわなくても必ず解ける時がやってきます。教えることでその問題を解けるようになりますが、子供たちの考える力を得られない相当のリスクがあります。

管理職の方や大学の教授と話す機会があると最近の若者のことを尋ねると、考えることが苦手な若者、研究ができない大学院生が増えている現状があるようです。最近では国立大学に通うお子さんの不祥事もありました。記憶の学力があれば良い大学へ進学、一流企業に就職ができる可能性は高くなるかもしれません。しかし考える力が育っていなければ幸せな人生を送ることは難しくなると考えます。

教えない指導は直ぐに学力を向上させないように思えるようですが、見えない学力は確実に育っています。子供たちには、答えが出た時に頭がよくなるのではなく、わからない問題があった時がチャンスなんだよ。わからない時に色々と考えている時が頭が良くなるんだよと話しています。

また以前わからない問題を再トライしてできるようになった時に子供たちは「こんな問題ができなかったんだ」なんて話すこともあります。私は「教えてもらわなくてもできるようになるでしょ。だから教えてもらわない方がいいんだよ。」とも話します。そう関わっていくことで、自然と教わることを拒む、考えることが楽しくなる子に育っていきます。

では私は何をしているのか。先ずその日の勉強意欲を見たり、最近のながれからその時に適した問題を用意します。そして常に答えを重視しないように管理し、わからない問題に直面した時には不快な気持ちにならないように声掛けしています。学習意欲を高めるのが私の役割です。

皆さんに気にかけてほしいことは、勉強に限らず教えるという行為はいらないがことが多く、習い事を選ぶときには教える指導者を選ばないことです。
放っておくわけではなく、見守る子育てにこだわって欲しいと願います。
 
2024年05月05日 20:01

答えを大切にしないこと!大事なルールです

常に子供たちに話していることの一つに、一番大事なことは『楽しむこと』と話しています。どんぐり倶楽部の精神『答えはおまけ』も合わせて話します。
ゲームが好きな子供たちは多くいます。ゲームでは限界を作らないけど、勉強になると直ぐに限界を作るお子さんが出てきます。これは正解することを目的とした勉強、決して好んでいない学習の時に現れます。だから先ず楽しいものになることが必須。簡単な問題・難しい問題というのはあとの話です。小学1年生はまだまだ問題解かなくても楽しく絵を描くことを大切にしています。入会の学年が上がれば上がるほど楽しむことが難しくなってきます。なので、算数に限らず子どもを育てるのは低学年から関わった方が育てやすいのが正直な気持ちです。
だからといって高学年からでは遅いと諦めることはありません。楽しむことが難しい高学年のお子さんには道筋を立てて考えることを身に付けさせていきます。また丁寧に言葉かけをします。高学年のお子さんは話せばわかる子がほとんどです。そしてその通りに進めていくと今まで難しかった問題が解けるようになったり、嫌いだったものが嫌いでなくなるようになります。
更にあるタイミングで『好き』に変わることもあります。これは全て『答えを大切にしない』ことが重要です。
2024年04月13日 16:58

4月恒例親子で遊ぶボードゲーム会

4.29
2024年03月25日 17:29

計算問題は学校だけ

何度も言うようですが、単純な計算問題は学校の問題だけにしてください。低学年で計算がよくできるお子さんの中には直ぐに答えが出ない問題に直面すると、「むずい」「わからない」と言う子が多くみられます。全員ではありませんが、公文式で勉強していて算数は苦手じゃなかった子が、4年生になって急にわからなくなったという話は割とある話です。これは4年生から文章問題が増えてくるからだと考えます。そしてそういうお子さんの多くは「これは掛け算?割り算?」と聞くことがあります。更に式を書いて見せると計算はできます。そもそも計算の解の意味が何を表すのか分かっていないのです。
身近に公文・そろばん教室に通っていて計算の早いお子さんがいると不安になり、同じような道に進ませてしまう親御さんが多くいらっしゃいます。
計算力を磨きたいのなら計算を使うトランプゲーム・ボードゲームをお教えしますので、特に低学年の時は学校授業・宿題以外に計算問題を解かさないでください。
 
2024年03月24日 21:59

先週の素敵な解答

ganbarudon
絵を楽しむことは誰でも簡単にできることではありません。
今日お見せする二人はかなりのんびり問題を解きます。それは絵を楽しむことも重視しているからです。
ゆっくりではありますが、学力もしっかり身についてきています。4月から4年生、例年の子供たちを見ていると今年は化ける年です。いつ化けるか楽しみですね。
ガンバルドンの問題は以前解けなかった問題。何も教えなくてもちゃんとできるようになっていますし。この子しか書けない楽しい絵を描きました。その時わからなくても、必ずみんなそのうち解けるようになります。ヒント・アドバイス・解法を教えてもらって、その時に解けるようにしているお子さんより、楽しむ力だけでなく自分の力だけで解く強い地頭が養われます。様々なことでノーヒントは大事なことです。

位取り遊びの問題では、直ぐにわからない子は「位取り遊びって何?」と聞いてきたりします。この子の考えた位取り遊びはボールを転がして点を取るそうです。絵も可愛くほのぼのします。

どんぐり問題のテーマの一つである、『自分の考えを持ち、その考えを工夫する』が身に付いている二人の解答の紹介でした。
ganbarudon
10nokurai1nokurai
2024年03月24日 21:40

3月 恒例ボードゲーム会

ホームページからお知らせするのを忘れていました。
今月のボードゲーム会は明後日20日水曜日14時から17時です。
親子で遊んでいただく会です。

会費 1名 300円
 
2024年03月17日 19:54

大学で研究している先生と話す機会がありました

教室の方針として単純計算を沢山解くことは徹底的に否定をしています。
直ぐに答えが出るものを沢山解くこと、計算が速くなることを鍛えることは絶対的に避けてほしいと常々思っています。
これは直ぐに答えが出ない問題に対して、直ぐに「わからない」、「難しい」と発したり、時間がかかることに対して面倒くさく感じたり、好まなくなるからです。
教室を始める前から、このことを意識していますが、この10年でより考えることを好まないお子さんが増えていると感じています。
先日大学で医学を研究している先生と話す機会があり、「この10年で考えられない子どもは増えていませんか?」と尋ねてみました。すると同じように感じているようです。
考えることを好まないようになる原因が何なのか、お子さんによって違うのかもしれません。お子さん一人ひとりを見て、分析して対応していくことを意識し続けることが必要だと思います。また皆さんのお子さんの生活を把握して、どうあるべきか考えてほしい願います。
2024年03月17日 18:13

どんぐり Pre-jamboree in Tokyo 2024

どんぐり俱楽部のイベントが町田で行われます。
どんぐり俱楽部のことについて深く知ることができるイベントです。
詳細はこちらまで↓

https://8tama.com/pre-donguri-in-tokyo-2024/
2024年02月01日 14:45

教室名 BISA

平素よりうーたんキッズをご愛顧いただき誠にありがとうございます。これまで何度か低学年向けの教室と思われることがありましたので、本日2024年2月1日より、教室名を他の事業と統一し、『BISA』に変更致しました。
 

より一層子供たちを守る教室作りを目指して参りますので、今後とも相変わらぬご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

 

2024年02月01日 10:30

思考力養成
文章題専門算数教室
BISA(旧うーたんキッズ)

〒180-0004
東京都武蔵野市
吉祥寺本町 1-35-14
ユニアス七井F-2

受付時間
月〜木曜日 15:00〜19:00
金曜日  15:00〜17:30
土曜日 08:50〜18:30

定休日:日曜・祝日

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